24坪41席で月商1554万円売る焼肉店②

肉の天満屋の2号店目である神楽亭が24坪14卓41席で月商1,554万達成した要因としてSNS活用が挙げられます。
我々が提唱する業態づくりにおける重要なポイントとして、
①持続性 ②本質(原理原則) ③差別化(独自性)というものがあります。
ただ、これらの考え方は、原理原則でありあくまで強い店づくり(業態づくり)という面では効力を発揮するものの即効性という面では弱さがあります。協力金や助成金が打ち切られている現状の中での売上低迷は経営状況をひっ迫させるものであり、早急に対策を練る必要があります。
即効性を求める上で最も重要な事は“時流”に合った仕掛けを行う事です。

▶今、この瞬間に世の中が求めているニーズは何なのか?
▶コロナ禍が長引く中でどの層をターゲットにすればいいのか?

では、今の時流とは何か?
それは「20代を集客できるインスタ活用」です。
コロナ禍でも比較的活発に消費活動を続ける層が20代であり、全国的に視ても集客できている店はこの層を取り込んでいる店が大半であります。また、数多くあるSNSの中でも利用者数の多さ、ターゲットとの相性を考えるとインスタが挙げれます。
神楽亭も春からこのプロジェクトを進める事となり、結果月商1,554万達成する事となったのです。
インスタ活用で最も重要なのは、拡散性のある“写真映え”する商品開発となります。商品力も重要ではありますが、何よりも優先すべきな“見た目”であります。神楽亭での写真映え商品では「肉たく」という商品を開発しました。

 

  

この商品がインスタでアップされる事でそれを見たユーザーが“食べたい(写真を撮りたい)”と思わせる事。それらを繰り返す事で正のスパイラルを生む事が重要なのです。上記商品を開発、SNS拡散を実施してから明らかに20代(女性中心)層が急増し、売上も右肩上がりとなっていったのです。

そして、大事な事であるリピート化ですが、それらはグランドメニューの商品力を高めておく事で再来店に繋げるという流れです。常日頃、商品力に対しての意識を高めておく事で高い売上を維持する事は可能といえるでしょう。
結局は、商品力が重要な訳ですが、来店を促すきっかけづくりとしてSNS活用は効果的であるのです。